さわだメモ

メモ書き

野球って球場で観るよりテレビで観た方が絶対楽しいよね

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最近プロ野球の観客動員数がすごい。

僕も年に1回か2回は京セラドームか甲子園で観戦しているけど、観客の多さにはいつも驚かされる。甲子園での巨人阪神戦が混むのはまあわかるが、京セラドームでの「オリックス対ロッテ」みたいな誰も結果を気にしないようなカードでもそれなりに客が入っているのだ。

でも、球場で観戦するたびに僕が思うのは「生観戦最高だあ!」ではなくて、「野球は自宅でみるに限るなあ」という何とも残念な感想だ。だから、球場に詰めかける大勢の観客をみると「自宅で見た方が楽しいのに何でみんな高いお金を払って球場に足を運ぶのかな?」と自分のことは棚にあげて不思議に思う。
 
誤解しないでもらいたくないのは、僕は決して野球が嫌いなわけではない。むしろ大好きだ。小学5年生の頃に松井秀喜に魅せられて巨人ファンになってから今日にいたるまで、野球はずっと一番好きなスポーツであり続けている。

そんな僕が声が言いたいのは「野球は球場で観戦するよりもテレビ(あるいはネット中継)の方がより楽しめる」ということだ。

僕は何も全てのスポーツに対して、現地で観戦するよりもテレビで観戦した方が楽しめるとは言っているわけではない。例えばサッカーはテレビでみるよりもスタジアムで観戦した方が僕は楽しめる。野球とサッカー以外のスポーツを現地で観戦したことはないのだけれど、おそらく野球以外のほとんどのチームスポーツは現地で観戦した方が楽しいのではないかなと予想している。

ではなぜ野球はチームスポーツにも関わらず、現地で観戦するよりもテレビで観戦した方が楽しいと感じるのだろうか。

野球の魅力

 
端的に言うと「テレビ観戦の方が野球の魅力を堪能できる」ということにつきる。

野球は言うまでもなく9人対9人のチームスポーツだが、野球が他のチームスポーツと大きく異なる点がある。それは選手18人全員が一斉に動くのではなく、投手対打者、1対1の勝負が繰り返されるというところだ。言わば、野球は個人対戦の積み重ねなのだ。そういった意味で、陸上や水泳のリレー競技に近いところがあるように思う。
 
別にこのこと自体は野球の欠点ではない。むしろ、僕はそれこそが野球の魅力だと思っている。1対1の勝負だからこそ、そこに泥臭い人間ドラマが生まれるのだ。
 
野球中継の優れているところは、その野球の魅力である「1対1の勝負」を綺麗に切り取ってみせてくれるところにある。球場観戦では、全体を俯瞰してみることになるので、(座る席にもよるが)一番の魅力である投手と打者の勝負が距離的、角度的によくみえない。投手の投げたボールがストライクかボールか判別することさえできないのだ。

球場は1対1の勝負を観戦するには大きすぎるのだ。極論を言うと、相撲や卓球を野球場で観戦しても臨場感を感じることはできないのと同じで、どこか物足りないのだ。

「投手と打者の勝負」に次ぐ野球の魅力は「守備」だと思うが、それもやはりテレビ中継の方が優れている。球場では、速く小さいボールの行方を追いきれないこともあるし、選手も遠くて細かいプレーまでみることができない。僕の目がとりわけ悪いということもあるけれど、球場は大きすぎて見たいものが小さすぎるのだ。
 
こんなことを言っていると、野球ファンの中には次のように反論する人もいるかもしれない。「球場では打者ごとに変わる選手の守備位置とか、守備のときのボールに触っていない選手の動きがよくわかる」と。

まあ、これは間違いではないと思うが、こんなものは野球観戦するうえで超ニッチな嗜好だろう。アダルトビデオの冒頭のドラマシーンと同じで、ほとんどすべての人にとって、見る価値のない部分なのだ。
 

球場観戦は疲れるし危ない

テレビ観戦の方が、球場で観戦するよりも野球の魅力を堪能できることに加えて、球場観戦はとても疲れる。僕が現地に観戦に行ったとき、当然贔屓のチームの勝利を願ってはいるが、それ以上に心の中では「早く終わること」を願っている

2016年のプロ野球の平均試合時間は3時間15分
 (2016年 セ・パ公式戦 平均試合時間 | NPB.jp 日本野球機構

長すぎる・・・

映画だって、3時間もある作品はよほど面白くないと最後まで見通すことは苦痛だ。まして、野球は映画のようにドラマチックな展開ばかりではない。さらに悪いことに球場の座席は映画とは比べ物にならないくらい狭くて居心地が悪い。
 
試合が終わったあとの、満員電車も地獄だ。何万人もの人間が試合終了と同時に帰路につくのだから、その混雑は通勤ラッシュの比ではない。最寄り駅に向かうまでの道のりで既にくたくたになり、満員電車にゆられて家に着いた頃には丸太のように疲れている。

また、野球を現地で観戦することは、他のスポーツと比べ危険も大きい。客席に飛び込むファールボールやホームランボールが直撃するリスクは避けられない。だから、僕は野球観戦中、常に少し緊張している。
 

これからの野球観戦

個人的には、近年球場に人が押し寄せているのは言わば「球場バブル」であり、すぐに下火になるのではないかなと思っている。「応援したい」「騒ぎたい」といった需要は一定あると思うが、「野球観戦を楽しみたい」人は球場に足を運ばなくなると思うからだ。

といっても、近年はテレビ中継も減っているので現地で見るしかない人もいるだろう。そういう人のためにも、今後はMLBのようにネット配信がもっと活発化すればいいなあと思っている。野球好きは大抵の場合データ好きだ。ネット配信はデータ好きとの相性がいい。ネットで中継をみながら、自分のタイミングで各選手の過去の成績や経歴、さらにコース別打率や配球傾向などあらゆる情報に即アクセスできたら楽しいだろうなあと思う。

そう考えると「球場バブル」がはじけるのはネット中継がもっと整備されてからかもしれない。

以上

【巨人軍歴代ベストナイン】ジャイアンツの選手で打線組んだwww

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 以前プロ野球の「歴代ベストナイン」と「歴代最強投手陣」を選出して記事にしました。

tada.hatenablog.jp

tada.hatenablog.jp

 今回は贔屓球団である巨人軍の歴代ベストナインです。時代のバランスを考えつつ、主にキャリアハイの成績で選びました。

まとめ

ベストナイン

1.坂本(遊)
2.千葉(二)
3.王(一)
4.長嶋(三)
5.松井(右)
6.クロマティ(左)
7.青田(中)
8.阿部(補)
9.藤本(投)

控え野手

森 吉原 川上 篠塚 川相 与那嶺 中島 柴田

先発ローテーション

藤本 スタルヒン 斎藤雅 大友工 上原 江川

中継ぎ

沢村 宮田 堀内 角 山口鉄

抑え

西村

ベストナイン

1番 ショート 坂本勇人 右投右打

【2016年】137試合 168安打 23本塁打 75打点 13盗塁 打率.344 出塁率.433(首位打者、最高出塁率) 

 近年打撃不振に陥り、巨人ファンはもどかしい思いをしていたが、去年ついにその才能が開花した。内角を引っ張ることにかけては天性のものを持つ。今年ようやくゴールデングラブ賞を受賞し、名実ともに球界を代表する遊撃手になった。

2番 セカンド 千葉茂 右投右打

【1952年】120試合 142安打 10本塁打 62打点 11盗塁 打率.312 出塁率.412

 第2次巨人黄金時代の中心選手。2番セカンドでバンドが得意な選手というと地味で線の細い職人肌タイプの選手を思い浮かべるかもしれないが、千葉は真逆で、「バッファロー」の愛称のとおり闘志溢れるプレーをする選手っだった。
 カツカレーの産みの親として、世間でも有名である。

3番 ファースト 王貞治 左投左打

【1974年】130試合 128安打 49本塁打 107打点 打率.332 出塁率.532(首位打者本塁打王打点王、最高出塁率) 
 
 通算868本塁打というずば抜けた記録を持つ日本プロ野球史上の最強打者。年平均本39塁打、引退年でさえ30本塁打というのは圧巻。

4番 サード 長嶋茂雄 右投右打

【1961年】130試合 158安打 28本塁打 86打点 14盗塁 打率.353 出塁率.456(首位打者本塁打王、最高出塁率

 プロ野球を国民的人気スポーツに引き上げたという点で、プロ野球の歴史上最も重要な選手だと思う。記録の面では王の前にかすんでしまうが、主要打撃3部門のタイトル獲得数は歴代4位である。

5番 ライト 松井秀喜 右投左打

【2002年】140試合 160安打 50本塁打 107打点 打率.334 出塁率.461(本塁打王打点王、最高出塁率

 「もし松井がメジャーに挑戦せずに巨人に残っていたら…」という空想は、巨人ファンが最も夢想してしまう歴史のifだろう。松井のメジャー移籍後、日本プロ野球は打高時代に入るので、松井が巨人に残っていたら、複数回の三冠王、シーズン本塁打記録の更新、ひょっとしたら王の通算本塁打記録にも迫っていたかもれない。ただ、僕は「裏切者」と呼ばれることを覚悟し、命をかけてメジャーに挑戦した松井がやっぱり好きだ。

6番 レフト ウォーレン・クロマティ 左投左打

【1989年】124試合 166安打 15本塁打 72打点 打率.378 出塁率.449(首位打者、最高出塁率

 巨人至上最強の助っ人選手。1989年はシーズン規定打席に到達した段階で4割を記録しており、残り試合に欠場していたらプロ野球史上初の4割打者になっていた。

7番 センター 青田昇 右投右打

 
【1951年】114試合 147安打 32本塁打 105打点 22盗塁 打率.312 出塁率.378(本塁打王打点王
 
 170cmと小柄ながら強打者であり、第2次巨人黄金時代の中心選手として活躍した。青田の著作『サムライたちのプロ野球』はプロ野球ファンにはぜひ読んでもらいたい名著。

8番 キャッチャー 阿部慎之介 右投左打

【2012年】138試合 159安打 27本塁打 104打点 打率.340 出塁率.429(首位打者打点王、最高出塁率

 ここ10年の巨人の一番の強みは間違いなく阿部の存在だったと思う。捕手という「打てない」ポジションの選手が球界トップクラスの打者だったということのアドバンテージははかりしれない。キャリアハイの年は低反発球が使用され、投高打低だったことが惜しまれる。

9番 ピッチャー 藤本英雄 右投右打

【1943年】56試合 34勝11敗 432.2回 253奪三振 防御率0.73(最多勝最優秀防御率最多奪三振、最高勝率)

 候補がたくさんいすぎて投手を1人だけ選ぶのは難しいのだけど、あえて選ぶなら数多くのNPB記録をもつ藤本だろう。シーズンでは「防御率」と「完封」、通算では「防御率」と「勝率」の記録をもつ。プロ野球初の完全試合達成者でもある。

控え選手

野手

森祇晶(補) 右投右打
【1965年】135試合 134安打 5本塁打 58打点 打率.277 出塁率.307
V9時代の正捕手
 
吉原正喜(補) 右投右打
【1940年】104試合 76安打 1本塁打 30盗塁 27打点 打率.230 出塁率.391 
戦死した伝説の捕手

川上哲治(一) 左投左打
【1951年】97試合 141安打 15本塁打 81打点 打率.377 出塁率.450(首位打者、最高出塁率
打撃の神様

篠塚和典(二) 右投左打
1984年】126試合 154安打 12本塁打 66打点 打率.334 出塁率.402(首位打者
流し打ちの名人

川相昌弘(遊、三、二、外) 右投右打
【1994年】130試合 143安打 0本塁打 33打点 打率.302 出塁率.376
バント職員

与那嶺要(外)左投左打
【1954年】125試合 172安打 10本塁打 20盗塁 打率.361 出塁率.441(首位打者、最高出塁率
ホームスチール通算11回成功

中島治康(外)右投右打
【1938秋】38試合 56安打 10本塁打 38打点 打率.361 出塁率.428(首位打者本塁打王打点王
初の三冠王

柴田 勲(外) 右投両打
【1967年】126試合 135安打 18本塁打 50打点 70盗塁 打率.287 出塁率.374(盗塁王
通算579盗塁のセリーグ記録保持者

先発ローテーション

ヴィクトル・スタルヒン 右投右打
【1938年秋】24試合 19勝2敗 防御率1.05(最多勝最優秀防御率最多奪三振、最高勝率) 
初の外国人選手

大友工 右投右打
【1955年】42試合 30勝6敗 防御率1.75(最多勝、最高勝率)
金田正一が認めた剛速球

江川卓 右投右打
【1981年】31試合 20勝6敗 防御率2.29(最多勝最優秀防御率最多奪三振、最高勝率)
怪物

斎藤雅樹 右投右打
【1989年】30試合 20勝7敗 防御率1.62(最多勝最優秀防御率
11試合連続完投勝利

上原浩治 右投右打
【1999年】25試合 20勝4敗 防御率2.09(最多勝最優秀防御率最多奪三振、最高勝率)
新人で15連勝

中継ぎ

沢村栄治 右投右打
【1937春】30試合 24勝4敗 防御率0.81(最多勝最優秀防御率最多奪三振、最高勝率) 
伝説の速球投手

宮田征典 右投右打
【1965年】69試合 20勝5敗 防御率2.07
8時30分の男

堀内恒夫 右投右打
【1966年】33試合 16勝2敗 防御率1.39(最高勝率、最優秀防御率
V9時代のエース

角盈男 左投左打
【1981年】51試合 8勝5敗20S 防御率1.47(最多セーブ
左のサイドハンド

山口鉄也 左投左打
【2012年】72試合 3勝2敗44H5S 防御率0.84(最優秀中継ぎ投手
9年連続60試合登板

抑え

西村 健太朗 右投右打
【2013年】71試合 4勝3敗10H42S 防御率1.13(最多セーブ
アニオタ

最後に

 
 別に生え抜き選手に限定しないつもりでしたが、結果的に全員が巨人でキャリアをスタートさせた選手になりました(別所だけは最後まで入れるかを悩みました)。

 生え抜き選手だけで、これだけのメンバーが組めるのは流石といった感じですね。28人を選抜するのに苦労しました。


以上

一日四食セブンイレブン

一食目(朝食)

僕の朝は遅い。

目覚ましが10回以上鳴った末に起床したときには、家をでるまでに10分も猶予がない。

大急ぎで着替えて家を飛び出し、時には小走りで駅へ向かう。

電車に乗りおよそ15分で会社の最寄り駅に着く。15分というのは本を読むのには短い。電車内ではいつも何をするでもなくぼーっとしているだけだ。

最寄り駅から会社までは歩いて10分ほど。通勤ラッシュで混んでいるなか歩くのはあまり心地よいものではない。本当は早起きして始業の1時間前に来れたらいいのだろうなといつも思う。

会社のすぐ近くにセブンイレブンがあるので、僕はいつもそこに立ち寄って朝食を買い込み職場に向かう。大抵の場合、職場に着くとほぼ同時に始業のベルが鳴る。

だからのんびりと朝食を食べるわけにはいかない。朝食はメールチェックをするふりをしながら軽くつまめるものでなければいけないのだ。

そんな僕のファーストチョイスはセブンプレミアムの「バタークッキー」だ。

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http://www.sej.co.jp/i/item/300407320341.html?category=188&page=1


製造は安定のブルボンだからおいしいのは当然なのだが、不思議なことにブルボン純正のバタークッキーよりおいしい。

僕は職場にコーヒー、紅茶、緑茶を常備しているので、そのときの気分によって朝食のお供の飲み物を決めるが、冬は無印良品のマサラチャイが定番だ。バタークッキーとの相性が抜群によい。「僕的相性のいい食べ物と飲み物ランキング」では、「コーラとマックフライドポテト」、「牛乳とどら焼き」を抑えて「セブンのバタークッキーと無印のマサラチャイ」が見事1位に輝いている。

ただ、いくらバタークッキーがおいしいとはいえ毎日はさすがに飽きる。他のものが食べたくなる日もある。そんなとき僕は「ブラックサンダー」を選ぶ。「ブラックサンダー」はわずか30円で満足感を得られる奇跡の食べ物だ。

少し早く職場に着くときは、おにぎりや寿司にすることもある。100円均一セールをしているときはなおさらだ。おにぎりでは「とんこつラーメン御飯と煮玉子おにぎり」が一番好きだったが、公式サイトに見つからなかったので、どうやら今ではなくなってしまったようだ。

寿司では「香り箱の寿司」がおすすめだ。カニカマとマヨネーズの相性が抜群だ。

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http://www.sej.co.jp/i/item/11020004381300.html?category=1007&page=1


二食目(昼食)

お昼休みには、昼食を買いに朝と同じ最寄りのセブンイレブンに行く。

オフィス街だけあって、お昼どきは非常に混んでいて、レジにも長蛇の列ができる。

それなら「なぜ朝ごはんを買うついでに昼ごはんを一緒に買わないのか」と言われそうだが、それにはちゃんとした理由がある。朝の僕と昼の僕はもはや別人なのだ。朝食べたいと思っていたものがお昼になっても食べたいとは限らない。朝の時点でお昼に食べたいものを予想することは難しいのだ。

セブンイレブンは定期的にお弁当や麺類を入れ替えてくれるので、お昼には新しく出た商品を色々試す。

定番商品の中で僕が一番好きなのは「ソース焼きそば」だ。安くておいしい。同じ理由で「焼うどん」もおすすめだ。

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http://www.sej.co.jp/i/item/14000000902090.html?category=344&page=1

ただ何を選んでも量があまり多くないところがセブンイレブンの唯一と言ってもいい欠点だろう。がっつり食べたい気分のときは、「からあげ棒」や「アメリカンドッグ」を追加しよう。

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http://www.sej.co.jp/i/item/0301021500950.html?category=296&page=1


三食目(夕食)

その日の帰宅が確実に遅くなることが見込まれる場合、つまり残念ながら長時間残業しなければいけない日、僕は定時後にセブンイレブンで夕食を買って食べることにしている。8時間働いたあとにさらに5時間働こうと思うと気分転換が必要なのだ。

夕食はサンドイッチやブリトー、ホットドックにすることが多い。ブリトーは値段は高いがとろけるチーズが至高の一品だ。5時間残業したときの残業代を計算したら多少高価な商品も躊躇わず買うことができる。なお、私が一番好きだったサンドイッチの「ハムカツ卵サンド」はもうなくなってしまっているようだ。

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http://www.sej.co.jp/i/item/17040005008200.html?category=334&page=1

あるいは、「もう時間外なのだから」と割りきってニンニクのきいたもの、例えば「ペペロンチーノ」なんかもいい。ただ、私は一度セブンイレブンの「スタミナラーメン」を職場で食べて、フロアをニンニクのにおいで充満させてしまったことがあるので、時間外とはいえあまりににおいの強い食べ物は要注意だ

このタイミングではお菓子も必ず買う。シュークリームやエクレアなどのスイーツとポテトチップス系のスナック菓子を一つずつ買うとバランスがよい。

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http://www.sej.co.jp/i/item/210100110314.html?category=128&page=1

夏ならアイスも良い。安く済ませたいときはガリガリ君だが、僕はブンイレブンのワッフルコーンが高級感があって好きだ。

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http://www.sej.co.jp/i/item/300302450409.html?category=185&page=1


四食目(夜食)

日付が変わる頃、ようやく仕事が終わって家路につく。長時間の労働で精神的にくたくたなので、僕は家の近くのセブンイレブンに立ち寄ってストレスの解消を図る。

疲れ切ったときは、なぜかこってりしたものやジャンキーなものが食べたくなるものだ。セブンの地域の名店シリーズはカップラーメンとしては少し高いが、クォリティはカップラーメンの域をはるかに超えている。特に「もちもちの木」は絶品だ。シリーズは違うが「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」も辛さが効いていておいしい。

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http://www.sej.co.jp/i/item/300202340413.html?category=174&page=1

余裕があるときは、さらに冷凍のチャーハンや餃子を買って、即席ラーメンセットにするのも良い。食べた後はすぐ寝るので確実に太るが、会社勤めを続ける上では、体形を維持することよりもストレスを溜めないことの方が肝要なのだ。

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http://www.sej.co.jp/i/item/300301410284.html?category=185&page=1




以上が私が日本で働いていたときの典型的な食生活です。

私の生活圏にはローソンやファミマ、デイリーもありました。しかし、日常的に利用しているのは、セブンイレブンだけでした。セブンイレブンと他のコンビニの間には埋まらない質の差がありました。

私にとってセブンイレブンは「食」を支える、なくてはならない存在でした。帰国したあとも変わらない姿で私を迎え入れてほしいなと思います。


以上

【書評】アガサ・クリスティの代表作を読んでの感想と点数

 ミステリーの第一人者と言えば真っ先にアガサ・クリスティが思い浮かびますが、私はその作品のタイトルこそきいたことがありましたが、これまで読んだことはほとんどありませんでした。

 過去に唯一読んだことのある作品は『検察側の証人』でした。この作品は映画化もされた作品で(邦題『情婦』)、大学の授業で原文を読まされました。意外性のある物語とシンプルで無駄を感じさせない文章が印象に残っています。

 

 この年末年始にアマゾンでアガサ・クリスティ作品のkindle版全品半額キャンペーンが開催されていたため、いい機会だと思い代表的な作品を何冊か読んでみることにしました。どの作品を読むかは結構念入りに吟味したので、初めてアガサ・クリスティを読むには適切なチョイスだったと思っています。


 以下、忘備録的な点数と一言感想です。

ポアロ作品

 ショーロックホームズと並ぶ世界で最も有名な探偵の一人。ベルギー出身のフランス語ネイティブであり、「外国人」としてイギリスで生活しています。少々「鼻に付く」性格をしていますが、そこが逆に作品の魅力になっているようにも思います。

アクロイド殺し』 6点

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 この作品に関しては少し事前情報が入ってしまっていたので、この人が犯人なんだろうなあと思いながら読んでいました。「でも一体どういうトリックで?」とそこが楽しみだったのですが、肝心のそのトリックはやや反則気味でした。またラストのポアロのとった行動には唖然としました。江戸川コナン君の爪の垢を煎じて飲ませてやりたい気持ちになりましたが、何が正義なのかを考えさせるラストともいえます。
 
 ただ、私はこの作品の淡々とした語り口が好きです。たとえネタバレしているとしても読む価値は十分あると思います。

オリエント急行の殺人』 8点

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 この作品もアクロイド殺しと同様に非常に有名な作品ですが、私は幸いにもネタバレなしで読むことができました。ポアロが謎を解いていくシーンのドキドキ感、臨場感は今回読んだクリスティ作品の中で一番でした。

 この作品は全く無駄なところがない完成された作品です。たった8作しか読んでいない人間がいっても説得力はないですが、アガサ・クリスティの最高傑作だと思います。

ABC殺人事件』 3点

ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 名前のイニシャルの順に互いに無関係の人が殺されていく有名な作品。ただ、『アクロイド殺し』や『オリエント急行の殺人』といった画期的な作品を読んだあとだったので、少し霞んでみえました。

『五匹の子豚』 7点

 16年前に起こった殺人事件の深層を関係者の証言から解き明かしていく回想ミステリー。犯人の動機という点ではいこの作品が最も印象深いです。非常に残酷な物語です。

ミス・マープル作品

 ポアロに次ぐクリスティ作品における有名な探偵で、温厚なおばあさん。『名探偵コナン』の「集められた名探偵」(烏丸蓮耶の話)で犯人だった千間降代のモデルと言ったらわかりやすいかもしれません。
 

『火曜クラブ』 2点

 ミス・マープル実質的な初登場作の短編集。毎回毎回話をきいただけで小気味よく犯人を当てていくのは爽快ですが、短編であるがゆえ一つ一つの物語の印象は薄いです。

その他

そして誰もいなくなった』 5点

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 ポアロやマープルといった有名探偵は出てきませんが、タイトルだけは誰もが知っている超有名作。タイトル通り無人島にやってきた10人が順番に死んでいくのですが、最後の1人が死ぬシーンにはゾクゾクしました。

『春にして君を離れ』 7点

春にして君を離れ (クリスティー文庫)

春にして君を離れ (クリスティー文庫)

 非ミステリーもので、殺人事件などの特別な事件は何も起こりません。独善的な中年女性が、何もすることのない旅先でこれまでの自分の人生を初めて振り返り、本当に自分は幸せだったのか自問自答するだけの話です。ただ、その女性の内面描写は巧みで、最後のどんでん返しもさすがです。


最後に
 
 以上が私の読んだクリスティ作品です。アガサ・クリスティの作品は今読んでも全く色褪せることのない傑作ぞろいでなので、一度も彼女の作品を読んだことのない人はぜひ読んで欲しいですね。


以上
 

俺は『NARUTO』に王道少年漫画の完成系をみた

序論

 日本のアニメや漫画は途上国においても大人気で、その筆頭が『ドラゴンボール』、『ワンピース』そして『NARUTO-ナルト-』であることは周知の事実です。

 途上国で生活する日本人としては読んでおかないといけないなあと思い、少し前に『NARUTO』を読みました。3日ぐらいで一気に全巻読破しました。
 ※以下多少ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。

NARUTO -ナルト- 1 (ジャンプ・コミックス)

NARUTO -ナルト- 1 (ジャンプ・コミックス)

 感想を一言で言うと最高に熱く面白い漫画でした。

 もちろん最初から最後まで文句なく面白かったわけではありません。72巻という長さのせいもあり、後半は読み進めるのもしんどかったです。早く次が知りたいというよりも、早く読み終わりたいという気持ちでページをめくりました。

 特に、死者を蘇らせる技でこれまで死んだキャラが総登場したところは少しげんなりしましたね。また、最後の展開は大味すぎて何かよくわからないことになっていました。

 それでも72巻もの長い作品を一気に読み通すことができたのは、『NARUTO』が「気持ちよく」読める漫画であったことにあります。ハッピーエンドに突き進んでいく安心感のようなものがありました。

 そして、全体が大きな物語としてまとまっているので、読み終わったあとの満足感は非常に大きかったですし、部分部分をみても、もう一度読み返したくなる名シーンがたくさんありました(マイベストは我愛羅とロックリーの中忍試験での一戦です)。

本論

 さて、ここからが本題です。

 私は『NARUTO』を読破する少し前に『荒木飛呂彦の漫画術』を読んでいました。

 

 ここに書かれている王道漫画のマニュアルを『NARUTO』は忠実に守っていることに気がつきました。いや、ただ守っているだけでなく、私は『NARUTO』を読みながら、これこそが王道少年漫画の完成系だと感じられたのです。
 
 どういうことか、『荒木飛呂彦の漫画術』を引用しながら具体的にみていきましょう。

明確な動機

一番大事なのは「動機」です。主人公は何をしたい人なのか、その行動の動機をはっきり描かないと、キャラクターというものは出来上がっていきません。

 ナルトの一番の動機は「火影」になることです。このことは1巻の冒頭で語られ、一貫してナルトの目標であり続けました。そして、最後に火影になって物語が完結しています。
 
 週刊雑誌の人気漫画となると、なかなか終わらせることができないので、引き伸ばし継ぎ足しをするなかで、冒頭の動機とは全く違う方向に進んだりすることがしばしばですが、『NARUTO』は72巻という長大な物語にも関わらず、最後まで動機がぶれることがありませんでした。

孤独な主人公

主人公は「善なるもの」であり、さらに「ヒーロー」である必要があります。ここでヒーローの条件が何かと言えば、実は、孤独である、ということです。究極の選択を迫られたとき、それは主人公だけが解決できる、というものでなければいけませんし、自分の力でその難問を解決しなければならない主人公の立場は、どうしても孤独にならざるを得ません。

 
 最終的にナルトは孤独でなくなりますが、化け物を身に宿しているナルトは周囲から疎まれ、孤独に生きてきました。また、戦いの中でも自分の運命を受け入れ、孤独に戦おうとします(もっとも、『NARUTO』は「孤独からの脱出」がテーマになっているので、他のキャラがその孤独に戦う姿に感化され、微力でも協力しようとするのですが)。

常にプラス

少年漫画は、常にプラス、プラス、プラス……と、ひたすらプラスを積み重ねて、どんどん上がっていく、これがヒットするための絶対条件です。

 ナルトはまさに常にプラスの存在です。ドンドン強くなっていきますし、途中で負けることも落ち込むこともほとんどありません。だから気持ちよく見ることができるのです。

 ドンドン強くなっているにも関わらず、かつてのバトル漫画にありがちな極端なインフレも起こしませんでした。前半に登場した強キャラがあとから見返すとゴミのようなキャラに見えてしまう『ドラゴンボール』や『幽遊白書』といった過去の名作の失敗から学んでいます。

脇役が魅力的

脇役キャラクターの基本的な動かし方としては、その欠点にあたる部分を克服していく。たとえば、孤独で友人ができないタイプの脇役がいたら、徐々に友達ができる、そういう部分で読者の共感を呼ぶようにします。敵役であれば、最初は敵対するけれど、次第に主人公と友達になる、というパターンが常道でしょう。

 『NARUTO』は脇役が魅力的です。引っ込み思案なヒナタ、忍術の才能のないロックリー、めんどくさがり屋のシカマル、大食いのチョウジなどそれぜれ欠点のあるキャラがそれを克服していく姿に共感できるからでしょう。
 
 そしてナルトには本当の意味での敵はいません。情状酌量の余地のある敵ばかりなのです。再不斬、我愛羅長門大蛇丸、カブト、オビト、そしてサスケとみな最後には改心しています。そこが読後感の良さにつながっているように思います。

個性的な絵

漫画の絵で大切なのは、一瞬見ただけでも誰の漫画かすぐわかるように描くことだ、と確信しました。絵も筆跡と同じで、個性は誰でも自然とにじみ出てくるものです。しかし、その上を行くデザインや雰囲気が漫画の絵には絶対に必要なのです。

 『バクマン』の中でも言われていますが、岸本先生の絵は上手いだけでなく、パッと見てそ岸本先生の絵とわかるパワーがあります。

強力なテーマ

テーマが漫画に限らず映画や小説、テレビドラマでも、名作と呼ばれるものには、その背後に必ず強力な「テーマ」が存在しています。

 ナルトのテーマは「愛」、もう少し付け加えると「愛が孤独を救う話」だと私は思います。ナルトが世界中で親しまれているのは、こういった普遍的なテーマを持っているからこそでしょう。

結論

 『NARUTO』は『ドラゴンボール』に代表される王道漫画の系譜を引き継ぎながら、その宿命的な欠点をうまく解消しています。インフレを起こさず、冒頭の目的を貫き、無理な引き伸ばしを感じさせません。それも、『ドラコンボール』の倍近い巻数を出しているにも関わらずです。

 そういう意味で、『NARUTO』は少年漫画の一つの到達点であるとさえ思います。海外でヒットしているのは、外人の忍者趣味のためだけではないのです。


以上

【歴代最強投手陣】プロ野球選手でローテーション組んだwww

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7月に記事を更新して以降少しバタバタしていたこともあり、ブログを全く更新できていませんでした。

一度離れるとなかなか見る気になれないもので、気がついたら約半月もブランクがあいてしまっていました。

そのままフェードアウトしそうになりましたが、ちらりとブログをのぞいてみると、意外なことに1日平均100アクセス以上に増えていました。
それをみて少し気をよくし、とりあえずまた再開してみることにしました。

ちなみにアクセスが中断前よりむしろ増えていたのは、以下の記事に対して検索流入が大きかったようです。

tada.hatenablog.jp


こんなノートの落書きのような記事に人か集まることからも、はてなブログの検索における強さを感じ、少し恐くなります。

ただ、せっかくなので二匹目のドジョウねらいで、今日は最強の投手陣を夢想したいと思います。

ちなみに、起用法はパワプロ脳でお送りましす。

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『ドラゴン桜』に学ぶ底辺校からの大学受験失敗


 先日ふと思い立ち、『ドラゴン桜』を全巻一気読みしました。

 非常に有名な作品なので説明をするまでもないかもしれませんが、簡単にストーリーを紹介すると、「経営破綻した底辺高校の運営問題を請け負った弁護士が、経営改革のために高校の進学校化を掲げ、2人の生徒を1年で東大に合格させようとする話」です。

 今から約10年前の作品で、「東大は簡単だ!!」というセリフや独創的な勉強法などが話題となり、ドラマ化もされました。
 
 私は高校生の頃にそのドラマを観ましたし、マンガも途中までは読んでいました。地方の普通公立高校から某1流大学への進学を目指していた私は、東大を目指す落ちこぼれ生徒の姿に自分を重ね合わせ、やる気を高めていたものです。

 ただ、結局マンガのようには上手くいかず、私は受験に失敗し、後期試験で受かった3流の大学に進学しました。模試では余裕でA判定だったにも関わらず受験に失敗したことで、当時は自分の不運を嘆いたりもしました。

 しかし、今回『ドラゴン桜』を読んでいると、受験生当時の自分の行動の多くが、典型的なダメな例として挙げられていることに気が付きました。落ちるにはそれなりの理由があったようです。当時気づければよかったのですが、私には後になってしか解らないことでした(気づきながらも実践できなかったということも多々ありますが)。

 ということで、自分への戒めとしてそのダメな振る舞いをいくつかピックアップしたいと思います。これらは、私に限らず、底辺校から難関大学を目指す学生が陥りやすい落とし穴ではないかなとも思うのです。

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