さわだメモ

メモ書き

【食べ歩き】ただご飯を食べるためだけに初めて町田に行く(『リッチなカレーの店アサノ』と『パパパパパイン』)

 なんの予定もない日曜日。こんな日はご飯を食べるときだけ外出をする。今日向かったのは町田市。

  町田市は東京都でありながら、神奈川県に食い込むようなかたちで位置しており、隣接している相模原市川崎市横浜市との結びつきが強く、神奈川県町田市と揶揄される市、というようなことだけは知っていたが、新宿からも電車で30分程度。東京からのアクセスも良い。

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町田の駅前

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はじめてみた象

 町田市の人口は約45万人。関西だと、姫路や尼崎、豊中あたりと同程度の規模の街だが、駅を降りた印象は大きく違うものだった。町田駅はそれなりのターミナル駅だと思うが、駅前はあまり綺麗には整備されていない。しかし、商業施設が無秩序に乱立している感じで賑わいがあった。また、若者が多く(日曜日にも関わらず制服を着た学生も多い)、街に活気が感じられる。関西でいうと規模では劣るが三ノ宮駅周辺に近いぐらいだ。東京のただのベットタウンではではないエリアの中核都市の風格が感じられた。

『リッチなカレーの店アサノ』

 今日の第一の目的地は『リッチなカレーの店アサノ』。カツカレーをこよなく愛する僕としては絶対行きたかったお店だ。東京に来てからカツカレーもそれなりに食べた(※)が、これというものに出会えていなかった。何なら今のところ、CoCo壱番屋の手仕込みカツカレーが一番かもしれない。もちろん、来訪店の中には、ココイチ以上のカレーやココイチ以上のカツを出す店もあった(というよりほとんどすべてそうかもしれない)が、どうも両者がうまく交わらず、カレーラーメンを食べたときのようなガッカリ感を味わってきたのだ。

※来訪店…まさむね@赤坂、水野@赤坂、ジーエス虎ノ門、ひなた@高田馬場、スイス@銀座

  『リッチなカレーの店アサノ』はかなり独特な雰囲気の仲見世商店街の中にある。直近の食べログレビューからあまり並ばないと予想していたけど、甘かった。20分前に着くと既に行列で僕は9人目。席数はたったの6席なので、ファーストロットに入れない。余談だけど、前に並んでいた8人は全員が友達や夫婦、カップルと全員がペアだったので悲しい気持ちになった。

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仲見世商店街内部

 11時30分にオープンし、1組目が出てきたのが12時頃。僕の前に並んでいた女性二人組が店内に入り、僕が行列の先頭になった。中の様子を伺うと、老夫婦とカップルが残っている。早く食べ終わらないかなと思いよくみると、どちらも男の方は食べ終わっていた。 

 「これだから(自粛)は(自粛)で(自粛)だよ」と心の中で思っていると、カップルの先に食べ終わった男が自分と彼女の分の会計をすませて、彼女を残して先に出てきてくれた。ペアで入店して食べ終わったら先に退店するというのは、二郎系ラーメンではよくあることだが、それ以外の飲食店では初めてみた。行列を察して(そしてもしかしたら、次の客が一人であることを察して)くれたのだろう。何てイケメンなんだ。男の僕ですら惚れてまいそうだ。そりゃこんなイケメンには彼女もできるわなと思い、僕は席についた。

 

 頼んだのは当然看板メニューのカツカレー。先代店主のときは客がチキンカレーを頼んでもカツカレーを提供するぐらいの自信のメニューだったようだ。注文後、程なく提供。かなりさらさらしたカレーだ。

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「カツカレー」 1,450円

 カレーを食べ進める。かなりオーソドックスなカレーだ。だが、それがいい。さらさら感はココイチのカレーに似ているし、家カレーにも似ている。でもそれらより1段階高いところにいるカレーだ。続いてカツも一緒に食べる。薄切りだが、味はしっかりしているし、くどくなくて良い。

 これまで食べた東京のカツカレーはカツが脂っこ過ぎたり、カレーが変にスパイシー過ぎたりして、カツとカレーの取り合わせがあまり良くなかったりしたのだけど、この店はカツカレーを看板にしているだけあって、ちょうどいい塩梅に調整されていて、最後まで重くならずに食べることができる。まるで、カツとカレーのアウフヘーベンだ。

 店主が他の客に「意外と辛いよ。初めはそうでもないけど、食べていくと辛くなっていく。ただ辛いんじゃなくてスパイシーで、カツに合うように調整されているんだ」と言っていたけれど、おいしいカツカレーを追求している自負が伝わってきた。

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『パパパパパイン』

 カツカレーに大満足して食後のデザートに『パパパパイン』へ向かう。この店はパインの入ったラーメンを提供する珍しい店。『ラーメン大好き小泉さん』で知った店だ。 

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「海老塩パイナップルラーメン」 1,450円

 並びもなく、「海老塩パイナップルラーメン」を注文し、程なく着丼。スープを一口。うん、おいしい。確かにおいしいが、ただ、あまりパイン感はない。普通においしい海老塩ラーメンといった感じだ。途中でニンニクを投入すると味が一気に変わる。これはいい味変だ。

  客層は若い女性が多いかと思いきや若い男性が多かった。ラーメン大好き小泉さん効果かもしれない。

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店を出ると行列。タイミングがよかったようだ。

 『パパパパパイン』はパイン感に欠けて、デザートという感じはしなかったけど、一度食べることができてよかった。今日は一日何もしない休日。どこにも立ち寄らず家に帰って昼寝をしよう。

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余談

 昼寝から目が覚めて、だらだらした後、夜ご飯のために再外出。近くのスパゲティを食べようと思っていたのだけど、19時過ぎに店にうかがったところ、「もうラストオーダー終わってる」と冷たく追い返されてしまった。19時30分になると多くの店がラストオーダーとなるので、近場の『モンスナック』に駆け込み、またカツカレーを頼んでしまった。値段が違いすぎるので比べるのは酷だが、『リッチなカレーの店アサノ』はおいしかったんだなと再認識した。

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カツカレーチーズトッピング 1,050円

 

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新宿界隈でUber Eatsを頼む時に割安なチェーン店(Eats Pass使用前提で実店鋪との比較)

コロナ禍で外食もままならない今、強い味方がUber Eatsだ。僕は東京で2度目の緊急事態宣言が出たときに、配送料が月額980円になるEats Passを申し込んで結構利用してきた。

そんなときに少し困ったが、どの店がお得なのかがよくわからなかったこと。Uber Eatsの手数料は3割らしいので値段がある程度割高になることは仕方ないが、実店舗と違い過ぎる店が多く、注文のたびに実店鋪の値段と比較をしていた。

自分へのメモ兼情報共有として以下記録。気が向いたら更新していく。

 

調査チェーン店

マクドナルド、バーガーキングびっくりドンキーデニーズ、リンガーハット餃子の王将大阪王将蒙古タンメン中本、丸亀製麺、伝説のすた丼屋、日乃屋カレー、銀だこ、COCO壱番屋

 

一覧

順位 メニュー 上昇率
1 デニー 大盛りカットステーキ(約190g) 101%
2 マクドナルド ビッグマックセット 109%
3 びっくりドンキー ハンバーグボックス300 112%
4 日乃屋カレー ダブルカツカレー 117%
5 バーガーキング ダブルワッパーチーズセット 119%
6 伝説のすた丼屋 すた丼 133%
7 リンガーハット 長崎ちゃんぽん ぎょうざ5個セット 137%
8 CoCo壱番屋 手仕込みとんかつカレー 140%
9 餃子の王将 餃子1人前 144%
10 銀だこハイボール酒場 たこ焼き8個入り 147%
11 蒙古タンメン中本 北極ラーメン 153%
12 丸亀製麺 とろ玉うどん 157%
13 大阪王将 餃子1人前 158%

 

備考

1位 デニーズ 割増率101%

店舗:新宿御苑

メニュー:大盛りカットステーキ(約190g)

Uber Eats価格:1,500円

元値:1,483円

 

2位 マクドナルド 割増率109%

店舗:東新宿絵駅前店

メニュー:ビッグマックセット

Uber Eats価格:750円

元値:690円

 

3位 びっくりドンキー 割増率112%

店舗:新宿靖国通り

メニュー:ハンバーグボックス300

Uber Eats価格 1,400円

元値:1,252円

備考:店舗はレギュラーバッグディッシュ300g

 

4位 日乃屋カレー 割増率117%

店舗:小滝橋通り店

メニュー:大盛りカットステーキ(約190g)

Uber Eats価格:1,270円

元値:1,090円

備考:実店舗はカツカレー+メンチカツトッピング

 

5位 バーガーキング 割増率119%

店舗:新宿小滝橋通り店

メニュー:ダブルワッパーチーズセット

Uber Eats価格:1,350円

元値:1,130円

備考:クーポン未考慮

 

6位 伝説のすた丼屋 割増率133%

店舗:高田馬場

メニュー:すた丼

Uber Eats価格:840円

元値:630円

備考:実店舗のみ味噌汁あり

 

7位 リンガーハット 割増率137%

店舗:新宿東方ビル店

メニュー:長崎ちゃんぽん餃子5個セット

Uber Eats価格:1,260円

元値:920円

 

8位 COCO壱番屋 割増率140%

店舗:新宿店

メニュー:手仕込みとんかつカレー

Uber Eats価格:1,380円

元値:985円

 

9位 餃子の王将 割増率144%

店舗:新大久保店

メニュー:餃子1人前

Uber Eats価格:380円

元値:264円

 

10位 銀だこハイボール酒場 割増率147%

店舗:新宿東宝

メニュー:たこ焼き8個入り

Uber Eats価格:850円

元値:580円

 

11位 蒙古タンメン中本 割増率153%

店舗:新宿店

メニュー:北極ラーメン

Uber Eats価格:1,300円円

元値:850円

 

12位 丸亀製麺 割増率157%

店舗:新宿御苑前

メニュー:とろ玉うどん

Uber Eats価格:690円

元値:440円

 

13位:大阪王将 割増率158%

店舗:新宿店

メニュー:餃子1人前

Uber Eats価格:388円

元値:245円

【小旅行】ラーメンとうどんを食べに恵比寿・代官山エリアに行く休日

2月某日。

朝8時頃に目が覚める。今日が休日であることを即座に認識をして2度寝をした。次に目が覚めたのは10時過ぎ。前日、今日は朝から荻窪の有名ラーメン店「迂直」に並ぼうかなと思っていたけど、今から行っても遅いなあどうしようかなあと思っているうちにまた寝ていた。そして起きたのは14時過ぎ。昨夜2時頃に寝ているわりに寝すぎてしまった。先の休日に姪っこと遊んで疲れがたまったのが原因だろう。姪っこはむちゃくちゃかわいいのだけど、遊ぶたびにへとへとになり僕に子どもをつくるのは無理だと痛感する。

さてお昼をどこに食べにいこうかなと布団の中でグーグルマップをみて検索。自宅から自転車圏内でまだ行ったことないエリアを探し、悩んだ末に代官山周辺に行くことにした。前から蔦屋書店にも一度行ってみたかった。

新宿から自転車で南下して代官山へ向かう。原宿周辺は、「緊急事態宣言とは何か」と考えたくなるほど人が多かった。

新宿から原宿、渋谷へと続く道路は人通りも車通りも多いが、ちゃんと自転車が通る道が整備されているのがありがたい。渋谷駅近くの交差点も歩道橋があるので歩行者用の信号はないが、自転車用の信号が設置されている。

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渋谷駅近くの交差点。自転車用のレーンと信号が嬉しい。

神戸駅北側に住んでいるときに、自転車でハーバーランドへ行こうとすると道がなくて困ったものだった。神戸で自転車に乗っているときは、自転車用の道路や歩行者用の歩道を使わせてもらっている肩身の狭い思いを感じたものだけど、東京の広い道ではほぼどこでも自転車専用のレーンが設定されていて、「自転車で走っていいんだよ」とお墨付きをもらえているようで自転車乗りには嬉しい。

まず向かったのはラーメン屋の「人類みな麺類」。この店は大阪を代表するラーメン店の東京初進出店。ネット情報によると大阪の本店は4時間待ちのこともあるようだ。僕は本店には行ったことはないが、系列店の「くそ親父最後の一振り」には一度行ったことがある。十三の風俗街近くの線路沿いにあるのに中が小綺麗な店で、これまで食べた貝系ラーメンではマイベストだった。

メニューは「原点」と「macro」の「micro」の3つ。悩みながらも一番人気という言葉と魚”貝”系という文字に惹かれてmicroを選択。チャーシュー1枚増やすたびに200円アップというのをみて二郎なら100円で3枚増えるのになあと思ったが、あとで実物をみて値段に納得した。

ピークの時間をずらしていたこともあり、並びもなく注文後すぐに着丼。おお巨大なチャーシューだ。

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ラーメンmacro 1,000円

まずはスープを一口飲む。

これは…半端でなくうまい。

スープを飲む手がとまらない。こんな気持ちになるスープはいつぶりだろう。東京にきてから数多くの名店とされる店の醤油ラーメンを食べてきた。どれもおいしいのだけど、胸に響くラーメンにはで出会えず、「やはり僕はこってり系のラーメンが好きなんだな。感動できる醤油ラーメンに出会うことはないのかな」と諦めにも似た気持ちが芽生えていたのだけど、ここにあった。味のテイストは東京の醤油ラーメンとは異なり、うどんつゆのような鍋つゆのような、甘く出汁の効いた旨味の詰まった味だ。

巨大なチャーシューもおいしい。角煮のような見た目だけど、角煮のようにこってしていないので食べやすい。一心不乱に食べ勧めスープまで完飲。健康を意識している今完飲したのは本当に久しぶりだ

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次も近くのラーメン店を検討していたけど、もうラーメンを食べる気分でなくなっていた。これだけのラーメンを食べたあとで他のラーメン食べても満足できないだろう。先日も中野の「無鉄砲」のあとに野方の「花道」にいったが、無鉄砲の感動が大きすぎて「花道」が印象に残らなかったという反省もあった。ラーメンの後はさっぱりいきたいなということで、うどんを食べにいくことにした。

訪問したのは恵比寿駅近くの「山長」。ここも大阪の鰹節問屋が経営している店だ。うどんが運ばれてきているときから、鰹だしの強烈な香りを感じる。期待が高なる。カレーを一口飲むとやはり出汁の味が強い。これは大当たりだ。最近横須賀の「うどん工房」で食べたカラーうどんがマイカレーうどんベストを叩き出したけど、それと全然方向性は違うけど、匹敵するおいしさ。牛の味付けもちょうどよいいい味染み具合。 

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牛煮込みカレーうどん 1,200円

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大満足で食後のデザートを食べに「ひいらぎ」へ。ここで「ビニール入りますか」ときかれた瞬間、もっていたはずの鞄がないことに気がついた。ただ、どちらの店に忘れたか本当にわからず、「山長」に電話してあることを確かめてから店に取りに戻った。鯛焼きは2つ買って1つはセブンイレブンで緑茶だけ買って店前で食べた。あんこがぎっしりだった。 

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鯛焼き 180円

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鞄の忘れ物もありここで少し疲れてきたが、せっかくなので蔦屋書店へ。思っていたより狭い。あと、ところどころにカフェコーナーがあるので、落ち着いて本をみる環境ではないなと思った。一通り歩いてすぐに家に帰った。

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蔦屋。店内は人口密度が高くてしんどい。

家に帰るとまた寝てしまった。最近、昼頃起きる→ご飯食べる→寝る→起きる(深夜)ということが多い気がする。平日の睡眠時間が足りないのだろう。もっと寝ないとなあ。

最後に恵比寿・代官山の感想。このエリアはおしゃれな街というイメージがあったけど、そのおしゃれ感のポイントは東京にしては背の高い建物が少ないこととガラス張りの建物が多いことに起因しているんじゃないかなと思った。僕の好きな雰囲気の街ではないけど「人類みな麺類」を食べにまた来ることになるだろう。

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人通りの少ない通りにある謎のおしゃれな建物

 

【小旅行】途中下車して伊東で伊東桜を観る

3月某日。今日は明日の仕事に備えて半地元である神戸に向かう。

折しも桜の季節。せっかくなら道中桜を見たいなと思い、途中下車して花見ができる場所を探した。ただ早咲きの河津桜はもう散ってしまっていて、ソメイヨシノはまだまだこれから。どうも時期が悪い。

地名+桜で検索して3月中旬が桜の見どころになっている場所を探す。見つかったのが伊東市の「さくらの里」。はっきりと覚えていないけど、様々な品種の桜が植えられ、2月後半から4月後半頃まで長期間に渡って桜を楽しむことができる場所らしい。しかも今は伊東桜が見頃だ。

伊東で伊東桜をみる。

べたなことが好きな僕にはうってつけだ。近くにシャボテン公園という動物園があるのも動物園愛好家の僕には嬉しいところ。

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タイに一人旅行に行って食べたものすべて

半年ほど前タイに4泊5日で旅行に行ってきた。そのときに食べたものをすべて振り返ってみる。

 

バンコク(1日目~2日目)

1.ペットヤーンナイサンバンラック&サラカムタセープ

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朝4時頃にドンムアン空港に着いて、ホテルに荷物を置いてからまず向かったのが、BTSサパーンタクシン駅にほど近いアヒル肉料理とイサーン料理が食べられるこのお店。朝10時頃だったこともあり客は僕一人だった。

まずアヒル肉のバミー(中華麺)。アヒルは見た通りのこってり甘辛系の味。にんにくもきいていたおいしかった。かなり量は少ないが、食べ歩きをする僕としては都合がいい。

イサーン料理のキノコのスープはとにかにかくレモングラスの味が強烈で、食べ進めるうちに口がむちゃくちゃしびれてきた。飲み干すのがしんどかった。

 

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2.ジョークプリンス

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2件目は1件目のすぐ近くにあるジョークプリンス。ジョークとはタイ風のおかゆのこと。鶏肉と卵のジョークを注文した。

ただ、このジョーク、やにくさいというか変に苦い感じがして正直口に合わなかった。このお店の問題か、そもそもジョークが口に自分の合わないのか不明なので、今度は別の店でも食べてみたい。

 

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3.トンキンアンナム(Tonkin-Annam)

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3件目はワットポーにほど近いトンキンアンナム。漢字で東京安南とあるが、ベトナム料理のお店である。

フォーではない普通の麺を注文したと思うが、普通においしかった。ただ、左の草をサラダかと思ってそのまま食べたら痺れた。どうもこれは香り付けのためにスープにひたすものであり、食べるものではないようだ。

あとこのお店ではスマホの充電をさせてもらえてありがたかった。

 

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4.トムヤムクン バンランプー

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1日目の夕食はカオサン地区にある屋台。

無難においしかったが、日本で食べる魚介の効いているトムヤムクンの方が好きだ。カップヌードルトムヤムクンヌードルによく似ていた。このお店のトムヤムクンに限ったことではないだろうが、海老が食べずらいのが難点。

 

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5.タリンプリン(Taling Pling)

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1日目の朝食はバンコクに複数の支店を構える有名店。僕はセントラルワールドのお店に行ったがかなり迷った。グーグルマップのおかげで旅行中にお店を探すのは格段に楽になったが、こういうショッピングセンター内は探しにくい。

海老のすり身フライ(トートマンクン)は薄くて海老の味が薄い。日本の海老カツの方が勝っていると思う。何より一人では量は多く飽きてきた。

マッサマンカレーは全くスパイシーでない優しい味。ビーフシチューに近く、日本人の口に合うと思う。

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6.ラーンガイトーンプラトゥーナム

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次はセントラルワールドから歩いて15分ほどのところにあるカオマンガイの有名店。東京にも支店がある。人通りのないビルの1階に入っており、立地は悪いが満席だった。

あっさりしていながら、旨味がしっかり感じられておいしい。タレの味付もちょうどいい。タリンプリンで食べすぎたため食べきれるか不安だったが、難なく食べきることができた。

 

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パタヤ(2日目~3日目)

7.Leng Kee Restaurant

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ここからパタヤに移動し夜ご飯。焼鮭。ただの鮭と醤油だった。

このあと本当はもう1店舗行く予定だったが、ちょっとしたハプニングもあり、この日はこれだけで終わった。

 

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8.ジャスミンズ カフェ パタヤ

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3日目の朝食はおしゃれなカフェで。「タイ洋折衷」のような朝食がおいしかった。パタヤに住んでたら通ってると思う。

 

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9.Spirit Of India Restaurant

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パタヤはやたらインド人が多いのでインド料理も本場な味が楽しめるのではないかと思い昼食はインド料理屋へ。特筆すべき味ではなかった。そしてチャパティが多すぎて少し残した。

 

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バンコク(3日目~5日目)

10.ソンブーン・シーフード スラウォン店

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バンコクに戻り蟹カレー(プーパッポンカリー)で有名なソンブーンに。

牡蠣オムレツ、オースワンははっきりいってダメだった。全体的に味が薄いし、べちゃべちゃしてる。

プーパッポンカリーは一口目は美味しかった。ただ食べずらいのと、甘さと油っぽさから飽きてきた。このお店卓上調味料がチリソースしか無いのも残念だった。

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11.どこかのホテルのレストラン

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この日は1日アユタヤ観光ツアーに参加。お昼はホテルのレストランだった。タイ、中華、洋食と色々あった。味はごく普通。ツアーに参加していた女性が「タイは料理以外はいい」と言ってフライドポテトをばかり食べていたのが印象的だった。

 

12.ピーオー(Pe Aor Tom Yum Kung Noodle)

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 ツアーが終わって向かったのは有名なトムヤムクンラーメンのお店。ミシュランのビブグルマンにも選ばれているらしい。

ここのトムヤムクンはカオサンで食べたのよりもおいしかった。魚介の味がよくする。

トムヤムクンラーメンが想像以上においしかったこと、また量が少なかったことからトムヤムクン焼きそばも注文。これは量が多い…。流石にちょっと飽きてきた。

 

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13.ピア21(ターミナル21 フードコート)

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最終日の朝。まずはバンコク一有名と思われるフードコートでソンタムとのよくわからない惣菜を食べた。どっちも辛くてつらかった。

 

14.Kuay Jab Nai Huan

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中華街の一角という道のようなところのフイッシュボールヌードルのお店。中国人で繁盛していたので入ってみた。

フイッシュボールはさつま揚げのようなもの。スープもフイッシュボールも安心できる味。僕はタイ料理も好きだが、久しぶりにこういうシンプルな味のものを食べるとすごい身にしみた。

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15.イムちゃん タイレストラン

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最後は日本人街プロンポン駅すぐ近くにある大衆的なレストランで、これまで食べていなかったタイ料理をまとめ買いした。パッタイは店内で食べて、ガパオライスとタイ風お好み焼きは空港での待ち時間で食べるようテイクアウト。すべて無難におしかった。

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その他

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その他屋台飯やドリンク。どれもおいしかった。

 

最後に

タイ料理は安くておいしくて一人でもお店に入りやすくお店の人も愛想がいい。コンビニもいたるところにあって便利。本当にここで暮らしたいくらいいい国だった。僕は一度行った国はもういいかなと思う方だけど(どうせなら違う国に行きたいので)、タイはまたすぐ行きたい。

 

結婚式・披露宴のBGMを全曲ビートルズにできたなら

 どうも、突然ですが、今日は僕が考えた最強の結婚式BGMを発表したいと思います。

 僕は結婚式にいくたびに、僕ならBGMを全曲ビートルズにしたいなあと思ってあれこれ妄想していました。

 まあ、特に結婚する予定はないですし、仮に結婚することになっても結婚式をあげることはないと思いますし、万が一結婚式を挙げるとしても式では花嫁の意見が優先されることを考えると、限りなく実現性は低いのですが。

 なお、BGMを流すシーンは下記のサイトを参考にしました。

www.mwed.jp


※ 選択のポイント

 場面にあった曲を選ぶというのは前提ですが、出席者が知っているであろう有名な曲をできるだけ選びました。ただ、結婚式ということで別れの曲(「Yesterday」や「Long and Winding Road」など)は除外しています。


迎賓

ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
(With a Little Help from My Friends)


The Beatles - With a Little Help from My Friends

作曲 レノン・マッカートニー(ポール)
リードヴォーカル リンゴ・スター
収録アルバム 『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』
歌詞 友達から少しの助けがあれば、がんばれる。

 前述のサイトによると、会場に入場するゲストを迎えるBGMは、さりげない感じの曲調が選ばれることが多いようです。
 
 ビートルズの曲のなかで、さりげない感じの曲といえば、ポール作曲リンゴヴォーカルの曲がうってつけです。ポールはリンゴの声を活かす曲作りが本当にうまく、この曲ものんびりとした曲調とリンゴスターのぼんやりとした癒し系の声調がとてもよく合っています。

入場

抱きしめたい
(I Want To Hold Your Hand)


The Beatles - I Want To Hold Your Hand - Performed Live On The Ed Sullivan Show 2/9/64

作曲 レノン・マッカートニー(主にジョン)
リードヴォーカル ジョン・レノン
収録アルバム オリジナルシングル
歌詞 君の手を握りたい(告白)

 一番の見せ場なので、ある程度みんなが知っていて、盛り上がって、愛や恋を歌っているいる曲である必要があります。そう考えると、手拍子が印象的なこの曲が一番相応しいのではないでしょうか。
 
 

乾杯

アイ・ソー・ハー・スタンディングゼア
(I Saw Her Standing There)


The Beatles - I Saw Her Standing There

作曲 レノン・マッカートニー(主にポール)
リードヴォーカル ポール・マッカートニー
収録アルバム 『please please me』
歌詞 ある女の子に一目ぼれしてしまった。もう他の女の子ではだめだ。

 ビートルズのファーストアルバムの第1曲目を飾る曲。そのため、「これから何かが始まっていく感」があり(ビートルズ好きとしては)、宴の始まりを告げる乾杯のBGMとしてよく合います。 
 
 余談ですが、ここは、ファーストアルバムの表題作である「プリーズ・プリーズ・ミー」が最初に思い浮かびましたが、次の曲も含めると3曲連続でジョン・レノン作曲の初期作品になってしまうので、ポール作曲のこの曲に変更しました。

ケーキ入刀

エニイ・タイム・アット・オール
(Any Time At All)


THE BEATLES ANY TIME AT ALL Recovered Archives 1964

作曲 レノン・マッカートニー(主にジョン)
リードヴォーカル ジョン・レノン
収録アルバム 『A Hard Days Night』
歌詞 いつどんなどきでも電話をくれたら駆け付けるよ。

 ここも盛り上がる曲がいいですね。私はこの曲が『A Hard Days Night』で一番好きです。

歓談

ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
(Here, There and Everywhere)


The Beatles - Here, There And Everywhere (Subtitulado)

作曲 レノン・マッカートニー (ポール)
リードヴォーカル ポール・マッカートニー
収録アルバム『Revolver』
歌詞 愛する彼女のそばにいたい。

 美しいメロディの名バラード。wikiによると、ビートルズ時代に作曲した曲の中でポールが一番好きな曲らしい。

お色直し中座

ヘルプ!
(Help!)


The Beatles "Help" Live 1965 (Reelin' In The Years Archives)

作曲 レノン・マッカートニー(主にジョン)
リードヴォーカル ジョン・レノン
収録アルバム 『Help!』
歌詞 助けて!

正直なところ、ここはアップテンポな曲ならなんでもいいかなあと思い、最も有名なアップテンポ曲と思われるこの曲を選びました。

お色直し入場

バック・イン・ザ・U.S.S.R.
(Back in the U.S.S.R.)


"BACK IN THE U.S.S.R" Live The Beatles

作曲 レノン・マッカートニー (ポール)
リードヴォーカル ポール・マッカートニー
収録アルバム 『The Beatles
歌詞 ソ連に帰ってきた。 

 歌詞は結婚式らしいものではないけれど、個人的にビートルズのアップテンポな曲で一番好きな曲です。戻ってきたという歌詞も状況にあっています。

テーブルラウンド

サムシング
(Something)


Something - George Harrison & Eric Clapton

作曲 ジョージ・ハリスン
リードヴォーカル ジョージ・ハリスン
収録アルバム 『Abbey Road
歌詞 彼女には手放したくないと思わせる何かがある

 ビートルズ第3の男と言われ、ジョンとポールの影に隠れていたジョージ・ハリスン渾身の名曲。

両親への手紙

レッド・イット・ビー
(Let it Be)


Beatles - Let It Be [1970]

作曲 レノン・マッカートニー (ポール)
リードヴォーカル ポール・マッカートニー
収録アルバム 『Let it Be』
歌詞 あるがままに

 聴くたびに感動する名曲。両親への手紙のシーンでこの曲がかかったら泣いてしまう自信があります。

花束贈呈

イン・マイ・ライフ
(In My Life)


The Beatles - In my Life

作曲 レノン・マッカートニー (主にジョン?)
リードヴォーカル ジョン・レノン
収録アルバム 『Rubber Soul』
歌詞 これまでの人生色々あったけど、これから君をもっと愛していくよ。

 個人的には、既出の『Something』、『Let it Be』 そして、この曲がビートルズの三大バラードだと思います。

退場

ゴールデンスランバー(Golden Slumbers)→ キャリー・ザット・ウェイト(Carry That Weight)→ ジ・エンド(The End)


Paul McCartney Golden Slumbers

作曲 レノン・マッカートニー (ポール)
リードヴォーカル ポール・マッカートニー
収録アルバム 『Abbey Road

 最後はやはり、ビートルズ最後のアルバムとなった『Abbey Road』のラストを飾る名メドレーで締めくくりたいですね。

送賓

トゥ・オブ・アス
Two of Us


Paul McCartney - Two Of Us (Live)


作曲 レノン・マッカートニー (ポール)
リードヴォーカル ポール・マッカートニー
収録アルバム 『Abbey Road
歌詞 僕たち二人どこにも行きつかず、家に帰る。

 最後は軽快なこの曲で。映画『アイ・アム・サム』でもこの曲がラストに流れて、とても印象的でした。
 

最後に
 
 リードヴォーカルで分けると、全12曲中、ジョン4曲、ポール6曲、ジョージ1曲、リンゴ1曲とそれなりにバランスよくできました。また、できるだけ、前半に前期の曲を、後半に後期の曲を並べて、通して聴くとビートルズの歴史が俯瞰できるような構成にしたつもりです。

 では、実現しない結婚式のBGM決めという不毛な作業は以上です。

【感想】『こどものじかん』は宿命を克服する人間を描く名作


 どうもです。少し前、『こどものじかん』を読み直しました。

 昔アニメ化された頃漫画を読んでいたのですが、その時まだ完結していなかったので、中途半端なところで読み止まっていました。気が付けばとっくに完結していたので、改めて全巻読み直した次第です。

 『こどものじかん』という作品は、当時その「いかがわしさ」で有名でした。昔の私もそんな「いかがわしさ」を求めて手に取ったのだと思います。でも、改めて読み直してみると、(『To LOVEる』や『無邪気の楽園』のような物語が全く意味を持たない作品とは異なり)、物語としての完成度が高い名作だと感じました(いや、私は『To LOVEる』も『無邪気の楽園』も好きなんですが)。むしろ、エロ表現がなかった方が、もっと多くの人に読まれたのではないかとさえ思います。

 『こどものじかん』は一言で言うと「成長の物語」です。教師、生徒、保護者など様々な人間の成長が、相互に絡み合いながら展開していきます。序盤は、主人公の青木先生やヒロインの小学生りんを中心に描いていますが、中盤から後半にかけては、りんの保護者であるレイジや、青木先生の同僚である白井先生、りんの友達の美々ちゃんの成長物語の比重が高くなっていきます。

 こういった物語の重層性や、「愛」を軸にした登場人物の関係性の描き方の上手さが、この作品を名作足らしめているのですが、私が個人的に好きな理由は別にあります。僕が『こどものじかん』を好きなのは、現実の暗さや不条理を認めながら、それを克服しようとする人間の成長する姿が描かれているからです。

 子供がどのように成長するかは、親(あるいは、親代わりになる保護者)に大きく左右されます。そして、残念なことに「ひどい」親のせいで、子供が健全に成長しないことはしばしば起こることです。『こどものじかん』には、そんな親や保護者のせいで「大人になれなかった大人」が登場します。

 親や保護者による子供の成長阻害という問題は非常に重く暗いものです。親は自分で選べるわけではないですし、「親には感謝しなければいけない」という無形の社会的な圧力のようなものが存在するからです。なので、『こどものじかん』の中盤の展開はとても重苦しいです。読み進めるのがしんどいぐらいに。

 でも、『こどものじかん』の登場人物は重苦しい現実に立ち向かいます。ダメな親を肯定するわけではなく、そしてダメな親に潰されるでもなく、その親を克服して前に進もうとするのです。この作品で描かれているのは、周りの環境に翻弄される矮小な人間ではなく、自分の意思で宿命を克服する人間の力強い姿です。

 そういった点で、私にとって最も印象的なのは、主人公であるりんの友達の美々ちゃんです。物語の後半、小学6年生になった美々ちゃんは、母親によって将来の道を閉ざされそうになるのですが、それを無力な子供なりの方法で打ち破り、道を切り開いていきます。物語の序盤、美々ちゃんはおどおどとした大人しい女の子として描かれているため、その成長ぶりとひたむきな姿に心を奪われるのです。

 最後になりますが、『こどものじかん』はギャグもいいですね。ところどころに挟まれるギャグのおかげで、物語の重さが和らいでいます。特に宝院先生やりんの友達の黒ちゃんは、ギャグ要因としていい味をだしています。

 そんなわけで、見た目に騙されず(?)、ぜひとも多くの人に読んで欲しい漫画です。

 なお、以上の感想は個人的なものであり、作品のメインテーマからはズレているうえ、読了してから時間が経っているので、事実に誤りがあるかもしれないことをご了承ください。


ではでは